こんにちは、−524(まいなすこにし)です。
現在、2歳と0歳5か月の子どもを育てています。毎日時間に追われるように子育てをしていて、「思ったように時間が作れない」と感じることが本当に多いです。特に下の子は“抱っこしていないと泣いてしまう”時期。
その分、上の子が甘えたいタイミングで応えられないこともあって、「ごめんね」と胸が痛くなる日もありました。
二人育児って、理想と現実のギャップが大きくて悩みますよね。
「もっと一緒に遊びたいのに」「もっと抱きしめたいのに」「どうやって時間を作ればいいの?」と、毎日のように考えてきました。
そんな中で、試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ“兄弟育児でも上の子との時間を作るコツ”が見えるようになってきたので、今回はその実体験をシェアしたいと思います。
ちなみに、子どもとの接し方に悩んでいたころの記録は別の記事でもまとめています。
▽子育ての葛藤について書いた記事はこちら
→「叱ることが正しいのか悩む日々|パパとして考えたこと」
Contents
1. 抱っこしながらでも「一緒に遊ぶ」時間を作る
二人育児をしていると、下の子の授乳や抱っこで体がふさがってしまって、上の子と向き合う時間が取れないことがどうしても増えます。でも実際には“完全に手が空いていないと遊べない”わけじゃありませんでした。
下の子を抱っこ紐で抱えたまま、上の子と遊ぶ。
例えば、積み木を一緒に崩す、絵本を一緒にめくる、ブロックを渡して遊ぶ…ほんの数分でも、上の子の表情がパッと明るくなるのが分かります。
こちらとしては「ながら育児」でも、子どもにとっては大事なコミュニケーションなんですよね。
“抱っこしながら遊ぶ”ことで、上の子は「自分の時間がちゃんとある」と感じられるのかもしれません。
特に1〜2歳は、「一緒にやる体験」そのものが嬉しい時期。難しい遊びをしなくても、親が関わってくれるだけで十分伝わると実感しています。
2. 日常の流れに小さな“やり取り”を入れる
日常の小さな“やりとり”は、子どもの主体性や自己肯定感を育てると言われています。実はこれ、専門的には『非認知能力』を育てることにもつながるそうです。特に2歳前後は「自分で選ぶ」「一緒にやる」といった体験が、非認知能力の土台を作る時期でもあるようです。なので、我が家では生活の流れに“関わり”を増やす工夫をしています。例えば、
- ごはんの前に「お皿を運んでくれる?」
- お風呂前に「今日のおもちゃ、どれにする?」
- 絵本を読むときに「この本とこの本、どっちにする?」
一見するとほんの小さなやり取りですよね。でも子どもの表情を見ていると「一緒にやった」「自分で選んだ」という満足感があることがよく分かります。
特に二人育児では、「どうしても下の子中心になる時間」があるからこそ、こうした小さな参加の積み重ねが、上の子の安心感につながると感じています。
子どもと過ごせる時間が限られているからこそ、「日常のなかでどれだけ関わるか」が大切なんだと思います。
なお、「非認知能力」のお話については、専門家の解説がすごくわかりやすかったので私も参考にしました。
👉 参考:非認知能力とは?注目される背景と非認知能力を育むポイントを紹介!
3. “上の子だけを見つめる”特別な5分
下の子のケアが必要な時期は、どうしても上の子に我慢させる場面が増えます。
だから我が家では、意識的に「上の子だけを見つめる5分」を作ることにしています。
膝の上に座らせて抱きしめる、絵本を一冊ゆっくり読む、おやつを一緒に食べる。
ほんの短い時間でも、上の子は満足した表情になります。
この「自分だけを見てもらえる時間」があるだけで、日中の様子も少し変わるように感じます。甘えたい気持ちが満たされるからなのか、お手伝いをしてくれたり、下の子に優しくしてくれたり…思わぬ変化に驚いたこともあります。
時間は長くなくてもいい。
“自分だけの特別”があることが、すごく大きな安心になるんだと思います。
二人育児は、喜びも悩みも二倍だからこそ、親が揺らぐ瞬間ってどうしてもあります。
まとめ:完璧じゃなくていい。“小さな時間”を積み重ねる

小さな子どもが二人いると、毎日が本当に慌ただしくて、「計画通りにならない」のが当たり前です。必ずと言っていいほど言うことを聞いてくれなかったり、思った通りに動いてくれなかったりします。
でも今回紹介した3つは、そんな日々でも実践できる“無理のない工夫”でした。
- 下の子を抱っこしながらでも、上の子と一緒に遊ぶ
- 生活の流れに、ちょっとしたやり取りを自然に入れる
- “上の子だけ”と向き合う特別な5分をつくる
それだけで、親子時間が少し豊かになった感覚があります。
二人育児は大変だけど、“小さな時間を積み重ねる”だけで、子どもとの関係に温かさが戻ってくるように思います。
私もまだまだ試行錯誤の真っ最中ですが、この記事が同じように悩むパパやママの気持ちを少しでも軽くできたら嬉しいです。


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